トップページ ›

全国魅力リスト

化石・地質遺産

← トップページへもどる

四つのプレートがせめぎ合う日本列島は、地球の営みが目に見える「大地の博物館」。マントルの岩石、恐竜の化石、巨大噴火の跡、地震の化石――足もとの大地に刻まれた数億年の物語をたどります。

日本のユネスコ世界ジオパーク

11 GEOPARKS

ユネスコ世界ジオパークは、地質学的に重要な大地の遺産を守り、教育や観光に生かす地域です。日本では2026年4月現在、11地域が認定されています(数字は認定年)。

地方から探す

REGION

北海道・東北

ユネスコ世界ジオパーク(2015年)

アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク

地球深部のマントルの岩石が、ほとんど変質せずに地上に現れた「幌満かんらん岩体」があり、世界的にも貴重なかんらん岩が見られる地域です。

見学先アポイ岳ジオパークビジターセンター
北海道様似郡様似町字平宇479番地の13
※開館は4〜10月。入館無料
ユネスコ世界ジオパーク(2009年)

洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク

約11万年前の巨大噴火でできた洞爺湖と、今も活動を続ける有珠山・昭和新山。火山と共に生きる人々の暮らしと防災の歩みを体感できます。

見学先洞爺湖ビジターセンター・火山科学館
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-5
国指定天然記念物(2000年)

オンネトー湯の滝マンガン酸化物生成地

温泉水の中の微生物の働きで、マンガン酸化物が今まさに生成されている、世界でも類例の少ない場所です。

日本ジオパーク出土品は国宝

白滝ジオパーク(白滝の黒曜石)

日本最大級の黒曜石の原産地。旧石器時代の大規模な石器づくりの跡が残り、白滝遺跡群の出土品は2023年、旧石器時代の資料として初めて国宝に指定されました。

見学先白滝ジオパーク交流センター
北海道紋別郡遠軽町白滝138番地1
※遠軽町埋蔵文化財センターと併設
日本の地質百選

神居古潭渓谷の変成岩

石狩川の急流が刻んだ渓谷に、地下深くで高い圧力を受けてできた変成岩が露出する、地質学上重要な地点です。

国指定天然記念物(1996年)

夕張岳の高山植物群落及び蛇紋岩メランジュ帯

さまざまな岩石が蛇紋岩の中に混ざり合った「蛇紋岩メランジュ」と、その上に育つ固有の高山植物群落が見られる山です。

国の名勝・天然記念物

仏ヶ浦

波と風に削られた白緑色の凝灰岩が、仏像や如来の姿にたとえられる奇岩となって約2キロにわたって並ぶ海岸です。

県指定天然記念物(1980年)

金木町玉鹿石

五所川原市金木町喜良市の山中にある、玉鹿石(たまししいし)と呼ばれる岩石。青森県の天然記念物です。

日本ジオパーク

男鹿半島・大潟ジオパーク

日本海の荒波がつくった男鹿半島の海岸地形と、八郎潟の干拓で生まれた大潟村。大地の成り立ちと人の営みが交差する地域です。

↑ 地方一覧へもどる

関東

日本ジオパーク

筑波山地域ジオパーク

関東平野にそびえる筑波山は火山ではなく、山頂部の斑れい岩と、ふもとに広く分布する花崗岩などからなる山。平野と山のつながりを感じられる地域です。

見学先つくばジオミュージアム
茨城県つくば市北条4160番地
※筑波山ゲートパーク内
国立公園

華厳の滝

男体山の噴火で流れ出た溶岩がせき止めてできた中禅寺湖から、高さ97メートルを一気に流れ落ちる名瀑です。

国指定天然記念物(2016年)

古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群

約1500万年前、秩父盆地が海だったころの地層と、パレオパラドキシアなどの海の哺乳類の化石が多く見つかる地質遺産です。

見学先埼玉県立自然の博物館
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1
国指定天然記念物(2002年)日本の地質百選

犬吠埼の白亜紀浅海堆積物

関東地方最東端の岬に、約1億2000万年前の白亜紀の浅い海でたまった地層が露出しています。

見学先銚子ジオパークミュージアム
千葉県銚子市八木町1777-1

※崖崩れの危険があるため、主な露頭は立入禁止

↑ 地方一覧へもどる

中部

ユネスコ世界ジオパーク(2009年)

糸魚川ユネスコ世界ジオパーク

日本列島を東西に分けるフォッサマグナの西端に位置し、ヒスイの産地としても世界的に知られる地域です。

見学先フォッサマグナミュージアム
新潟県糸魚川市一ノ宮1313
国指定天然記念物(2017年)

勝山恐竜化石群及び産地

約1億2000万年前(前期白亜紀)の地層から、フクイラプトル(肉食恐竜として日本で初めて命名)やフクイサウルスなど、多くの恐竜化石が見つかっている産地です。

見学先福井県立恐竜博物館
福井県勝山市村岡町寺尾51-11
※かつやま恐竜の森内
ユネスコ世界ジオパーク(2018年)

伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク

南の海の火山島がフィリピン海プレートに乗って北上し、本州に衝突してできた半島。独特の地形と地質が見られます。

見学先伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア
静岡県伊豆市修善寺838-1
※修善寺総合会館1階
↑ 地方一覧へもどる

近畿

ユネスコ世界ジオパーク(2010年)

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

日本海の誕生にかかわる多様な海岸地形と、そこで暮らす人々の営みが見られる、京都・兵庫・鳥取の3府県にまたがるジオパークです。

ユネスコ世界ジオパーク(2010年)

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

解説は京都の項にあります。

見学先新温泉町山陰海岸ジオパーク館
兵庫県美方郡新温泉町芦屋
※浜坂県民サンビーチ前
↑ 地方一覧へもどる

中国

ユネスコ世界ジオパーク(2010年)

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

解説は京都の項にあります。

見学先山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館
鳥取県岩美郡岩美町牧谷1794-4
ユネスコ世界ジオパーク(2013年)

隠岐ユネスコ世界ジオパーク

大陸の一部だった時代の岩石から、日本海の誕生、火山の島への変化まで、大地の成り立ちと独自の生態系、人の営みが見られる島々です。

見学先隠岐ジオゲートウェイ
島根県隠岐郡隠岐の島町中町目貫の四61
※西郷港の隣。施設内に隠岐自然館
ユネスコ世界ジオパーク(2026年)

Mine秋吉台ユネスコ世界ジオパーク

サンゴ礁がもとになった日本最大のカルスト台地・秋吉台と、その地下に広がる秋芳洞などの鍾乳洞が特徴です。2026年4月に、国内11番目のユネスコ世界ジオパークに認定されました。

見学先Mine秋吉台ジオパークセンター Karstar(カルスター)
山口県美祢市秋芳町秋吉11237-862
※秋吉台カルスト展望台の横
↑ 地方一覧へもどる

四国

国指定天然記念物(2004年)

八幡浜市大島のシュードタキライト及び変成岩類

地震を起こした断層の摩擦熱で岩石が溶け、急に冷えて固まった「シュードタキライト」が観察できる、地震の化石ともいえる地質遺産です。

国指定天然記念物(2011年)

小鶴津の興津メランジュ及びシュードタキライト

さまざまな岩石が混ざり合った「メランジュ」と、断層の摩擦熱でできたシュードタキライトが見られる、プレート境界の地質遺産です。

↑ 地方一覧へもどる

九州・沖縄

ユネスコ世界ジオパーク(2009年)

島原半島ユネスコ世界ジオパーク

雲仙火山の噴火と、1990〜95年の平成噴火による災害、そして復興の歩みを学べる地域です。

見学先がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)
長崎県島原市平成町1-1
ユネスコ世界ジオパーク(2014年)

阿蘇ユネスコ世界ジオパーク

世界有数の巨大カルデラをもつ阿蘇火山と、その中で営まれてきた人々の暮らしが特徴です。

見学先阿蘇火山博物館
熊本県阿蘇市赤水1930-1
国指定天然記念物(2011年)

竹田の阿蘇火砕流堆積物

阿蘇火山の巨大噴火で流れ下った火砕流の堆積物が、厚い地層となって露出し、その規模を物語っています。

国指定天然記念物(2011年)

小野川の阿蘇4火砕流堆積物及び埋没樹木群

約9万年前の阿蘇4火砕流の堆積物と、それに埋もれた当時の樹木群が観察できる、日田市の地質遺産です。

国指定天然記念物(2014年)

猪崎鼻の堆積構造

海底に土砂が積もったときの様子を伝えるさまざまな堆積構造が、はっきりと観察できる日南市の海岸です。

国指定天然記念物(2012年)

志布志市夏井海岸の火砕流堆積物

約2万年あまり前、姶良カルデラの巨大噴火で流れ出た入戸火砕流の堆積物が海岸に露出し、その厚さと規模を実感できます。

国指定天然記念物

久米島町奥武島の畳石

溶岩が冷え固まるときにできた五角形や六角形の柱状節理の断面が、畳を敷きつめたように海岸に並んでいます。

↑ 地方一覧へもどる

※指定・認定の状況は2026年10月時点で、文化庁の文化遺産オンライン・国指定文化財等データベース、日本ジオパーク委員会、各自治体の公式ページで確認したものです。
※掲載は代表的なものです。ほかの都道府県の化石・地質遺産も順次追加していきます。「ここも入れてほしい」というご推薦は、お問い合わせフォームからお寄せください。